社会福祉法人 富山県聴覚障害者協会が運営する5年程前に完成したセンターです。
愛知県ではまだ建設されてなく、愛知は全国でも最後尾になりそうです。今回は富山のセンターを紹介します。
愛知でなぜ聴覚言語センターが建設されていないかの考察も掲載しました。
![]() 富山県聴覚障害者センター全景 |
建設費総額が2億円だそうで、富山市と県の助成が出ているそうです。大研修室は81席で机を取ればけっこう入れます。
![]() コミュニティサロン |
![]() 和室もあります |
![]() 事務室 (事務局長?の山崎さん) |
![]() 相談室 |
![]() 研修室 |
![]() スタジオ |
![]() ビデオ編集 |
![]() 資材 |
![]() 電光表示もついてます |
愛知県では
30年程前に、愛知県庁のOB(愛聴連後援会長)から京都のように社会福祉法人を作って、施設運営をしてははどうかと打診がありましたが、
ろう協会は断ってしまいました。
20年程前に、岡崎市にある児童相談所が空いたのでどうか?と県から打診が有りました。これも、愛知の真ん中が良い。岡崎は遠いという
理由で断ってしまいました。
10ウン年前に、熱田駅近くに200坪の土地を貸すからセンターを作ってはと県から言われ、、3億円を目指してカンパ活動をしましたが、
目標にはるかに及ばず期限切れでパーになりました。この時にプレハブでも作っておけばよかったのですが、大きな目標
を持ちすぎてダメになり今日に至ってます。
※TVで淡路ふくろうの里を紹介していましたが、淡路では3年間で5億円も集めたって言ってました。
愛知では予定額に全く届かなかったのはなぜでしょうかね?
少し前に、ろう協幹部の方に「これまでの運動の反省はありますか?」尋ねましたが、反省の言葉はありませんでした。
愛知の悲劇(まだ建たない)は、みんなの叡智を集めることができなかったからだと思っています。豊臣秀吉でも竹中半兵衛という知恵者に
懇願して軍師になってもらったのに、ろう協会は自分達の力、判断力を信じ過ぎました。
これまでの幾多の判断ミスを反省しないと、建設されても運営は難しいと個人的には思っています。