2013.12 井波残照
井波は歴史の有る町。瑞泉寺の門前町。栄華を極めた町。強い井波風が吹き、車も舞ってしまうという。風が強く、大風が吹き、火事に何度も
見舞われ、家々がお蔵を持って財産を守ったそうな。そのお蔵も今では見る陰もない。瑞泉寺の門前、八日町がかろうじて生き残っているよう
な感じがする。
千葉の佐原市では、古びた建物を新しくして、個から面に歴史遺産を見直して、復興と町おこしをしているそうな。建物を新しくしたら、店舗にして
若者も戻って来ているそうだ。どの町でもそうだが、「町おこし」を一生懸命考えていない町はない。人を呼び込まなければ、町おこしは不可能。
だが、それ以前に子供がいない町では未来がない。若者に魅力ある町、子供がわいわい遊ぶ町にする為には、まず「働く場」が必要なのだが。
この地は、冬になれば雪が魔物に変わってしまう。雪を友達にする術を考えないと未来は開けないのかも?いい方法は無いものか?
古い木造三階建もある |
懐かしい路地もある |
借り主募集の家もある |
土蔵の壁T |
井波は彫刻の町 |
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土蔵の壁アップ |
土蔵のマド |
裏口 |
土蔵の窓 |
八日町 |
井波は木彫の町 |
2013.5.3 今年の「よいやさ祭り」・散居村展望・義人・御霊泉
井波「よいやさ祭り}
歴史のある街はお祭りのお役で大変そうです。1tもある神輿を担ぐ若者が減っているそうで、以前から担ぎのプロに頼んでいたが、近年それも
ままならず、人集めに苦労するとか。見物するには見応えのあるお祭りです。毎年5月3日ですのでどうぞ。
御旅所に並んだ神輿と獅子舞 井波は真宗の町。歴史を感じる祭りでした。 |
御旅所前で整然と並んでいる子供たち。この日の為に練習を繰り返し たそうです。大変だ! |
本殿前を3周 ⇒ |
頭上に掲げて ⇒ |
神輿から神様に神殿へ帰っていただく儀式 |
散居村の展望
こんなにクッキリ散居村が見られたのは初めて!
井波にある義人慰霊碑
江戸末期、井伊直弼が討たれた頃は天候不順で米が不作、価格が上がって一揆が多発したそうで、井波の米問屋へも利賀谷(五箇山)
の農民が打ち壊しに来たそうで、その時の主犯と言われる長崎村茂右衛門慰霊碑が井波にありました。
当然、建設したのは五箇山出身の人達。沢山の人が捕まって獄中で何人も亡くなり、主犯と言われた長崎村茂右衛門がここで磔になった
そうです。井波町史には細かには記載がなかったので、野次馬根性旺盛なじじ〜は五箇山村史を読んでみた。こちらには顛末が詳細に載っ
ており、打ち壊しされた家の位置まで掲載されていた。よく見てみれば、息子が生活しているお隣が「打ち壊しの一軒」だったのだ。身近な場所
で150年程前に大事件が起きていたのだ。おまけに、石碑には金沢藩(加賀藩に遠慮したのか?)により磔と書いてあった。我がご先祖様は
加賀藩士だから、この事件に何らかの関わりがあったかも知れない。調べれば限りがない・・・が・・もう少し調べようと思ったのだった・・・・。
慰霊碑は立派だった |
寄進者名 |
捕まった人たちの名前。十数人が獄死した。 |
不動滝の御霊泉
井波の裏山に湧く「不動滝のご霊水」、看板にはプロの方は遠慮下さいと書いてあるから、たんと持って帰れば売れるんだろう「きっと」。
不動滝への遊歩道には山の花が可愛く咲いてます。
御霊泉横の石仏 | きれいに地元の方が整備してます | やまえんごさく(我が家のより大きく淡い) |
かたばみ |
たちつぼすみれ |
黄花錨草 |
2013.3.24 富山県南砺市井波は信仰と彫刻の町
井波は繁盛していた町だそうで、最盛期には芸者さんだけで200人もいたそうです。現在は古びた土蔵と細い道が入り組んで、歩けば郷愁に
ひたれます。道々に石仏が祀られ、きれいな花も飾られ未だに大切にされているのがわかります。
北陸の名刹「瑞泉寺」に寄られたら、ぜひ周りの生活の道を散策して、石仏と生きている信仰に出会ってほしいと思います。
井波ではうさぎも空を飛んでいる(井波大門川公園) |
路傍の石仏(いたる所にあります) |
小さな祠でも 右へ⇒ |
これはお金のつもりかな? 右へ⇒ |
こんな精細な彫刻が彫ってある 左下へ? |
龍に羽がある |
大門川公園にはこんなのが沢山並んでる |
親鸞さんにも雪囲いが(瑞泉寺) |
2013.3.4 雪は魔物か貴重品か?
愛知県三河地方では雪は貴重品だ。スタッドレスを試すために井波へ行った。残念ながら高速も井波も道路には雪はなかった。
道路に雪は無かったが広い駐車場の隅には汚い雪(白くない)がドッサリ。雪は邪魔者だった。三河では貴重品なのに。
雪かきにも挑戦した。TVでは真っ白な雪を屋根から下ろしたり、家の前で雪かきをしているのを見ているが、雪かきは初めての経験。
車一台の空間づくりに30分かかった。重かった。湿った雪は重いのだ。白い雪は軽いのにだんだんと固まってずっしりと重くなる。
毎日毎日やっていると雪が悪魔に見えるのだろう。井波には雪ダルマなんか無かった。三河では家の前には雪だるまだらけになるのに。
三河に雪を持ってきて活用できないか?と思うのは雪の少ない所で育った者の発想か?
散居村の風景1 |
井波のスキー場(もう閉鎖してます) より散居村の風景2 |
道の駅パーキングの邪魔な雪 |
雪かきに挑戦(雪かき前) |
スコップ一杯でも重い |
ブロックに切るとらく |
雪は思った以上に重い・・やっぱり魔物 |
たったこれだけで30分かかった |
感想
運動のつもりでやったので30分で問題は無いが、これが毎日続くと・・・ちょっとと思うが、このお陰で雪国の人は忍耐強いのか。
道路は除雪してくれるけど、道路から屋敷までの長い人は、自力で除雪しなければならない。家から道への除雪だけで大変らしい。
2012.7.2 八乙女山不動滝の霊水
井波から見上げる所にある「八乙女山」、その中腹にある不動滝口に霊水がある。環境省平成の名水百選に選ばれているおいしい水。
今回もたくさん汲んで来ました。
この看板でびびる人は汲めません。 |
ここで汲みます。 |
1日300tの湧水量があるらしい。 |
横には石仏が並んで「ご霊水」の雰囲気。 |
お顔もニコヤカ! |
平成24年の井波八幡宮の「よいやさ祭り」 2012.5.3
御旅所に並んだ壱の神輿、弐の神輿、参の神輿 |
六日町を練り歩く獅子 |
井波の路地から |
三町内が獅子を、二町内が屋台を担当し、子供神輿や大きな重い神輿もあり、井波を練り歩く。年明けと同時にお囃子等の練習だそうです。
屋台(屋台の中は太鼓とお囃子) |
左とは別の町内の屋台(多分八日町の) |
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小学生が一生懸命獅子と対峙して踊っている。 |
井波の裏山、八乙女山の不動滝
野生のイカリ草が咲いていた。 今年は雪が多かったので、花も遅れていまし た。 不動滝の霊泉は環境省の名水100選だそうで 人気があります。私も井波へ行くときには 毎回汲んできますがコーヒーもお茶も大変に おいしくなります。営業用取水は禁止です。 |
井波の裏山のカタクリ タチツボスミレも淡い色 |
瑞泉寺界隈
井波は瑞泉寺門前町や井波木彫りで栄えていた町。瑞泉寺周辺には歴史豊かな場所がいろいろある。
瑞泉寺勅使門(立派です!) |
瑞泉寺すぐ近くの寺。芭蕉に縁のある黒髪庵にて |
雪の井波(今年は変だ!4月に入っても雪が降る井波)
でも、違った風情を見せる井波があった。
狛犬もふるえていた |
大門公園 |
瑞泉寺にて |
裸の彫刻は寒そう |
井波は古い街、細い路地 |
山から冷たい風か吹き下ろす |
瑞泉寺門前町、井波八日町通りに並ぶ木彫り 2012.3.26
さすが彫刻の町井波、道端の木彫りは面白い
井波は瑞泉寺門前町として昔栄えた所。現在は昔の栄華を残したたたずまいが続いた街並みが残っている。
歩けば、古き良き時代を感じる。冬の暗い空と冷たい雪に合っているようだ。春もゆっくり歩いてみたい町。
ドスが効いた福禄寿さん |
好々爺風だな |
怖そうな広目天 |
人形相の良くない大黒さん |
弁財天は美人 |
幸せそうな恵比寿さん |
布袋さんは寝ている |
持国天ってなんの神様 |
吉祥天(三河には吉祥山がある) |
ごく普通に道端にある石仏。阿弥陀仏? |
今年の雪は重かったと聞きました |
バス停も彫刻 |
神社拝殿も雪囲い(愛知の私にゃ珍しいけど) |
小さな社には簡易雪囲い |
旧井波駅舎も洒落ていた |
井波の瑞泉寺境内で行われた「彫刻展?」
色々な彫刻が並んでいました。8月末に行われてました。
井波近辺は自然の宝庫です。春にはかたくりの花が咲き乱れます。ここでは、かたくりは雑草でした!
不動滝清水横の石仏 |
小牧ダム |
小牧ダム湖(この上流に大牧温泉があります) |
野生の時計草のつぼみ |
つる性のりんどう |
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展望台からのスキー場(夏はガラガラ) |
牛岳スキー場展望台より |
牛岳スキー場:ゲレンデ(ノンビリできます) |
木彫りで有名な井波の祭り。有名な瑞泉寺のある場所が井波です。
荘厳な、たいへんに重い神輿が三基あり、井波の町中を練り歩く大変しんどい(担ぐ人は)祭りです。
子どもから青年から老年までみんなが参加できる祭りだ!お役が大変そう!と思ってはいけないのだ!地域の連帯力だ!!
散居村が有名!黄砂でぼやけてた!2011.5.3 | 立派な神輿だ。元衆議院議員の綿貫さんが神主!一番左の人です。 |
重さ1tの一の神輿のフィナーレ、イザ本殿へ | 神様がお帰りして終わります。毎年5/2と3が祭りです。 |