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 趣味は「人生訓の収集」を自称するジジーが集めた「人生訓」
 
 2014.8.7 小学館 奇跡の教室より
 国語は学ぶ力の背骨
 国語はすべての教材の基本です。”学ぶ力の背骨”なんです。 P77
 ”奇跡”とは短時間の生成物ではない。いくつかの偶然が運命の糸で手繰り寄せられ、一定期間それが醸成され、
 いつか蓮の花のように、「ポン!」と、一気に開花するものだと考えている。
 あえて捨てる、徹する、遠回りする
 伝説の灘高の国語教師、橋本武氏は「銀の匙」を使って、3年間国語指導をした。特異な指導で有名な先生。
 捨てる、徹する、遠回りする。は氏の哲学で、この指導を受けた沢山の生徒が東大、京大合格して世間を驚かせた。
 
 2013.2.24 荘子のこと
 「真の意味で充実した内容をもつもの、自己の本質に確信をもつ人間は、他人のことばに引きずりまわされ、それによって自己を崩され
 ることがない。しかし、彼は他人から逃れ、この現実の世界に背をむけて非人間的な超越世界に雲隠れするのではない。
 彼は常に現実の人間社会に身をおき、現実を生きながら現実に引きずりまわされず、他人とともに在りながら他人に崩されない強靭な
 自己の主体性をもつ。」

 この言葉は1983.10に書き留めたもの。荘子の考えに共鳴し、関連する本を読ませてもらった。
 荘子は高い所から地上を眺め、高い位置に留まらず下界に降りて語っていた。社会から逃避し問題解決をしようとしていた私に、強烈な
 印象を与えた一人。
 ※荘子は中国の思想家で紀元前300年頃に活躍した人。

 2013.2.10 タケシのTV 「老後の不安の取り去り方」より
 「老後も金銭的な価値を生むスキルと存在感を身につけるべし」
 日本人の平均年金月額は22万円だそうな。この中から食べて、遊んで、学んで、病院、税金、ガソリン代に使っている。
 特に高いのが国民健康保険料と病院通いの金だ。貧乏な年金暮らしでも容赦なく高い保険料と通院費がやって来る。
 入ってくる金は決まっているのに、出てゆく金は限りがない。どんどん、じゃんじゃん出ていってしまう。
 そんな貧乏な身でも、「老後も金銭的な価値を生むスキルと存在感」があれば、ボケている暇も無くなり、余暇もちょっとは楽しめる。
 周囲を見渡してもこんなスキルを持った人は少ない。
 先日、ボラ連で講演してもらった、あさくま社長森下篤史氏は「残りの人生35年を(100歳までの残り)・・・・」と口癖のように話している。
 彼は老齢基礎年金以外はもらってなくて(多分)、年収五千万円。前ばかり向いて走っている。自分の会社をウン百億円にすると言っている。
 森下社長のような価値やスキルは凡人では難しいが、凡人は凡人に合った価値を残して歳を重ねたいものだ。
 ※森下社長は東証二部上場テンポスバスターズの創業者で現会長、あさくま社長。私の高校生時代の親友の一人。彼は高校時代からユニークな発想の持ち主だった。
  学校で図書館貸出数ランキングというのがあり、彼はいつもトップだった。ある日凄いなーと秘訣を聞いたら、「簡単さ、借りてそのまま返却するだけ」と答えが返ってきた。
  オイラにはそんな発想は無かった。彼は高校時代から要領が良かったのだ。歳を重ねた後に「価値とかスキル」の獲得は困難だと思った。
  若い頃からの日々の生活で宿すものだと思う。若い頃から新聞を読み、本を読み、人と出会い、ネットワークを広げて、日々感性を磨くことが「老後の不安解消」の基となる。


 左から森下会長、私、鈴木君 (烏帽子岩にて)
 (写真では老けて見えるが、本当は若い)

 高2以来50年ぶりの烏帽子岩からの鳳来湖
 

 放浪看板研究所にて
 (左が佐溝所長、会長、鈴木くん) 


 2013.2.2 大和書房「素敵な女性になる!」加藤タキ著
 何故「素敵な女性になる」本をじじーが読むのか?
 明日(2/3)加藤タキさんの講演があるから事前に読んでおこうと思い図書館で三冊借りてきた。
 新しい自分を始めるヒントには「やりたかったことを思い切ってやってみよう!」、「最初から完璧を目指さない」、「感性のアンテナを
 磨いておこう」等当たり前のことが書いてあった。当たり前だけど大切なことかな。哲学的なことは書いてないから読み易い。
 素敵な女性にはこの本は要らないと思うけど、チョットと思う方は読んでみて下さい。参考になるかも知れません。
 明日の通訳に参考となるかどうか楽しみだ。
 ※2/3の講演では読んだ本とは別の内容での講演でした。父親が52歳、母親が48歳での子供・・凄い高齢出産だそうで驚いた!
  最後に長生きのコツは「感激する心」と話して見えました。小さなことにでも感激出来る感性が長寿の秘訣だそうです。

 2013.1.7 三笠書房「頭には、この刺激がズバリ効く!」より
 知能の高い人ほど「ドラマチックな人生」をたのしんでいる P7
 この書で初めて知能の意味に納得した。
 生物学的な意味で言う知能(感じたり、考えたり、熟慮する能力、また肉体的、精神的、情緒的、社会的、文化的に、環境にうまく
 適応出来る能力)
  これが知能なのだと言っている
 一般的には、国語・算数・理科・社会、すなわち偏差値が高い奴を知能が高いと思っているが、この本では偏差値 = 知能ではない
 と問いている。
 東大合格 = 知能が高いのでは無い。偏差値が高いだけなのだ。
 偏差値の高さだけでは「ドラマチックな人生」は送れない。
 凡人の我々は、この言葉を糧として「ドラマチックな人生」に挑戦しよう!

 12/30 「人生の9割は血液型で決まる」(週刊ポストより)
  人は人生において沢山の経験をし、試行錯誤を繰り返し、やがて満足できる道を見い出す。人は何歳からでもやり直せますし、その道のり
  自体は価値あるものです。しかし、
心から満足できる道にたどりつくのは、人生の中で早いほど幸せだということなのです。
  今回は、喫茶店で読んだ週刊ポストから。
  血液型に縛られることは好きではないが、この文言に引かれた。
  20歳の頃、悶々と過ごしていた自分は、己に対して課題を与えていた。「一人で山中キャンプをせよ!」だった。
  課題は出したが、一人で山中に入り一泊することには、恐怖心が先行してなかなか実行できなかった。
  4人兄弟の末っ子で甘えん坊だったせいかも知れない。
  22歳の頃、意を決して「奥三河の乳岩」でキャンプを張ることにした。
  11月の、月がきれいな夜だった。この夜の一泊が私の人生に自信を与えた。
  乳岩一人キャンプで学んだことは、極々簡単な「あんまり気張るなヨ!」だった。
  このキャンプのお陰で「心の闇」は消え、沢山の巡り合いに積極的に向き会えるようになった。
  週刊ポストのこの文を読み、すぐに乳岩の一泊を思い出した。
  「心から満足できる道にたどりつくのは、人生の中で早いほど幸せだ」その通りだと思う。
  この文言のページの頭に「A型の成功のカギはホウレンソウの徹底」とある。
  山中キャンプと「ホウレンソウ」との関係はよくわからないが。


 12/10 「考える力」をつける本より(三笠書房)
  とにかく人は力の差を云々したがるけど、力の差とは、力そのものの差であるよりは、自分自身で持っている力の引き出し方の差なのである。
  そうだな〜、スケートのなんとか杯を見て「凄い」と思うよりも、ここまで表現するにはどの位の練習が有ったのかと思うと気が遠くなる。
  毎日・毎日・毎日・毎日・・練習に打ち込まなければ世界の舞台には立てない。何事も毎日・毎日打ち込めば(ボーと打ち込むのじゃないよ)、
  人より何歩も前へ出れると思うが、その前に引き出したいと考える「目標」がない。凡人にはこの「目標」作りが難しい。旅行もしたい、美味しい
  ものを食べたい、車に乗りたい、ゆっくり寝たい、のんびりしたい・・・ではやはり凡人のままで終わるってことか?
  凡人に一番大切なことは、何事にも興味と関心を持続して、出会いを大切にすること位だろう。

 11/2 島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学より
       一、 気楽に生きろ」
       一、 自分を好きになれ」
       一、 後ろめたさだけは持つな

  気楽に生きることは難しい、ついつい周囲の目を気にしてしまうのが人間だ。
  周囲の目をあまり気にして来なかった自分だか、この本を読み「まだまだ」だなーと思った。
  これからは「いい人」をもっと捨てる努力をしようっと!
  
 10/11 「叩けよ さらば 開かれん」 
 人生も、待っているだけでは何も始まらない。積極的に挑戦してして失敗すれば諦めもつくが、失敗を恐れて何もしなければ寂しい。
 戌年の私は、「イヌも歩けば棒に当たる」が好きで、勝手に解釈して「歩かなければ棒にも当たらない」と思っていた。調べて見ると、「歩くイヌは
 人に棒で殴られる」という意味らしい。棒で殴られても、鎖につながれているより、ずーと面白いだろう。鎖の人生より、自分の道を自由に歩く方を
 選び、もう65.9年も歩いて来てしまった。


 7/3 プレジデント別冊「仕事に役立つ魔法の本」より
 「人生にも本質がある。人生の本質とは価値基準です。それは、自分の人生で何を一番大切にするかという優先順位です。それをしっかり持って
 いたら人生に振り回されない。」

 「自分が志した領域でやりたいことを成し遂げた人達の゛生き方゛には人生の本質がある。」小宮慶一
 「読書とは、著者の魂との邂逅である」亀井勝一郎 ※久しぶりに邂逅の文字と出会った。
 「答えの無い問い」を抱いて生きるとき、我々は、人間として最も深みのある成長を遂げることができるのでしょう。田坂広志
 1日、10000歩を目指して歩いている。ただ歩いて回ってもつまらないので、途中で本屋を入れて歩いている。そこで立ち読みしていたらこの本を
 見つけた。この本には「重読」が大切、「気になる言葉」を心に残しながら読むことが大切とあった。

 6/3 朝日新聞6/2beより 
 「いつもアイ・ラブ・マイセルフ言うて前に進まな」、うまくいかんときは「原点に戻れ」や
 これは米国で成功したヨシダさん(ヨシダソースの創業者)の言葉。
 アイ・ラブ・ユーは言えても、アイ・ラブ・マイセルフはなかなか言えないものだ。
 アイ・ラブ・マイセルフと言える若者が増えてほしい。何かあっても「原点」に戻れる若者が。

 5/15 寺子屋グローバリゼーションより
 「自分は”こんなもんだ”と思った瞬間から成長は止まってしまう。」
 「いくら外国語をネイティブに教わろうが、会話しようが、その瞬間だけさえずって見ても、積み上がらない。
語学には、予習と復習が欠かせない
 のである。」

 これは公文式学習方法とは?の副題のついた本から選ばせてもらったものだが、ウンダ〜と唸らせる文と思う。
 私は、中学・高校と英語が全くダメだったが、予習も復習もやったことが無い。この文を知っていれば、今頃、英語はペラペラかも?
 とにかく、言語習得には予習と復習だ!
 
 5/11 論語より
 「己の欲っせざるところ、人に施す勿れ」
 (おのれのほっせざるところ、ひとにほどこすなかれ)
 自分が好まないことは、きっと他人にも好まないことであるから、他人に向かって実行してはいけない。
 昔々この論語の一節に衝撃を受けた記憶がある。
 子貢が孔子に「終身行うべきものありや」の問いに答えた一言だけに凄い。
 この言葉が生きた世であれば、戦争も喧嘩ももめ事もないと思うけと。
 無理だな、人間は「俺が俺がのDNAに操縦されているから」ナ。

4/28 銭 祝慧(チェン チューホイ)さんの言葉より 朝日新聞be 2012.4.28 
「人生はお金じゃない。いかに多くの体験ができるかだと思うのです。」
手話通訳をやっていて常に思うことは、「色々な人の人生を共有(瞬間ではあっても)させてもらっているなー」と言うこと。
病院、学校、保育園、福祉大会、旅行同行、講演会、研修会、税務署、裁判所、スポーツ研修、スポーツ大会・・・・etc。
自分一人では不可能なことを、多くの体験をさせてもらっている。
銭さんの言葉を借りれば、最高に幸せな仕事かも知れない。
常々、有り難いと思いながら手話通訳をさせていただいている。

4/27
スティーブ・ジョブズの名言から
「stay hungry,stay foolish」 
訳は「ハングリーであれ、愚者であれ」とか「ハングリーであれ、馬鹿であれ」とかになっているが、「ハングリー」はカタカナ語になっている。
日本語(特に手話化するなら)に訳すなら「努力、挑戦を続けよ!真面目に努力を続けよ!」がいいかなと思う。
「自分の思う道に、努力して挑戦し続けなければ、自分の考えは達成出来ないし、達成出来なくとも自分に満足して死ねる。」って事だね。
「成功」というのは周囲の評価でなく、自分の自分自身への評価だから。

4/21 朝日新聞より  銀の匙で国語の授業の「橋本武」さんの記事より
「すぐに役立つことは、すぐに役立たなく。労力をかけて学んだことは、いつか必ず役に立つ」
橋本さんの紹介の記事の最後に
「生きるとはこの世に享けし持ち時間悔いを残さず使い切ること」
悔いだらけの人生が普通の人生、悔いを残さずに生きたら、めちゃくちゃ何でも出来るような気はするが、多分疲れるだろうなー凡人には。

2012.4.19 吉村昭著「三陸海岸大津波」 2004年初版(文春文庫)
この本には、三陸海岸を襲った明治以降の津波の被害が詳細に記されている。
恐ろしい津波の記録でいっぱいだった。昨年の東日本大震災のはるか以前に発刊されている。なのに何事も無いように三陸の沿岸で人々は暮らし、行政も無頓着だった。人間は過去を簡単に忘れるようだ。生活のためなら、未来の危険は後回し。それが人間の性かも知れない。御前崎市長選挙で、ほぼ原発推進派(だと思う)が勝利した。目の前の生活が第一、未来の危険は第二と考えてきた人の知恵。その知恵が未曾有の大災害を引き起こし、放射能を振り撒いた。
今日の人生訓は「歴史から学ぼう!」だ!

2012.4.18 
 人間はみな、死に方を学ぶ為に生きている。
 何の本からか忘れたがあらためて大切な言葉と感じる。
 さて、自分は死に方を学んだだろうか? 
 南無阿弥陀仏(歎異抄入門より)
 ナム・・帰依する  アミダ・・はかりしれない ブツ・・悟りを開いた者
 (意味は、その仏に絶対的な信頼を置いて帰依する。) 
 この言葉はよく聞くが、みんな意味を理解しているのかな?
 お寺さんはきちっと教えているかな?

2012.4.17
我が母校の校訓より
母校も、今年100周年記念という。私達が在校した時が50周年だった。卒業して半世紀になってしまった。
先日、母校に100周年の寄付に行った時、玄関に懐かしい校訓「質実剛健」が飾ってあった。本当に懐かしい!
おまけに、これを書いた悟石先生は、私が小学校時代に通った書道の先生。津具には郷土の偉人として胸像が鎮座している。
現代社会は校訓とは反対に歩んでいるようで、質実剛健は死語に等しいのではないかと思うが、私の青春の思い出なのだ。

2012.4.12 
 ブックオフで105円で買った本より
  「1日30分」を続けなさい!という本
  1万時間の法則が有って、プロを目指すなら、その事に1万時間使いなさいと以前聞いた。
  この本はその延長かな?
  TV見て、飲んで、遊んで・・・一流になるのは無理。
  「勝つためには、教材や講座の質は二割で、勉強量が八割と書いてあった。勉強量が成果を大きく左右する要素」には大賛成!
  目標は無いかも知れないが、出会ったことに、自分に向いてることをコツコツやれば一流に近づける。
  人生の中で、自分に合ったことに出会うことは早々には無いと思うけど、一期一会を大切にしていれば必ず出会えると思うな〜。

 2012.3.26
 朝日新聞 2012.3.25より
  「最も直接的に我々を幸福にしてくれるのは、心の朗らかさである」 
  「幸福なんて人間の一大迷妄だ」
   売れている本 幸福について--人生論--より   アルトゥール・ショーペンハウアー著
   ※ 160年前にドイツの哲学者が記した人生論という。このような本が売れるとは、まだ日本社会は救えたものと思う。